3.11に思う

人は辛い思いをすると時が解決してくれると言う

決してそうではない忘れられない悲しみの方が多いと思います

3.11　消えない悲しみ、忘れてはいけない悲しみ

昨夜、NHKで「語られなかった　あの日　自治体職員の3.11」　を放送していました

普通の職員が過酷な現場の体験を冷静に淡々と語られる姿に

驚きとやり切れなさが伝わってきました

途中から見ましたが

発見された遺体を遺体安置所まで届ける

感情移入を抑える為に仲間と話し続けて作業をしなければならなかった辛さ

火葬が間に合わず土葬を遺族に承諾してもらう

その後、遺族の要求で掘り出し火葬する作業等々です

今まではどなたかがされていたとは分かっていましたが

現実問題として捉えたことはありませんでした

どこか遠い場所で行われていて目に見えない

そんな自分に突き付けられた余りにも重い記憶でした


災害に対しての備えは物質面もありますが心の準備も必要なようです

出来ないと分かっていますが。